--.--.--(--)


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。




2009.10.30(Fri)


冬の同僚。

IMG_071.jpg

写真は、冬の同僚です。

どうにも寒さが苦手なもので、

毎朝、このポットの中にお茶を入れ、

ちびちび、ちびちび、飲んでおります。


本づくりは順調に進んでおります。

夏葉社の1作目は、詩とイラストの本です。


何度も読み返される本をつくります。

フットワーク軽く、考えます。

スポンサーサイト



2009.10.21(Wed)


鼻歌の記憶。


自宅への行き帰り、よく鼻歌をうたっています。

知らず知らずのうちにうたっていることもあれば、

今日はこれをうたおうと、意気込んでうたうこともあります。


この1ヶ月は、

「チャコの海岸物語」 サザンオールスターズ

「いっそセレナーデ」 井上揚水

「Smooth Criminal」 マイケル・ジャクソン

の3曲がヘビーローテーションです。


今年の5月は、

「デイドリーム・ビリーバー」 ザ・タイマーズを、

昨日は、

「悲しくてやりきれない」 ザ・フォーク・クルセダース

をうたっていました。


めっきり秋になりました。

例年より、ほんの少しだけ大きな声で、

歌をうたっております。




2009.10.15(Thu)


毎日新聞の『読書世論調査』はおもしろい。

IMG_0691.jpg

活字離れ、活字離れ、と業界ではよく言いますけれど、

それを聞くたびに、ほんとう? と思ってしまいます。

なにか、根拠があるというわけではないのです。

実感として、少なくとも、私が大学生だったころと、

状況はそんなに変わっていない気がしています。

本が好きな人は本を買うし、好きでない人は買わない。

どっちが良いという話ではないけれども、出版社をやっている

人間としては、本をもっと買って、読んでほしい。

願いです。

そのために、何かできることがあればやりたい。

ほんとうです。


最近、古書店で、『読書世論調査30年』(毎日新聞社/1977年刊)

という本に出会い、毎日、少しずつ読んでいます。

毎年、このようなことをやってくれているなんて、ほんと、頭が下がります。

調査規模は、一番多いときで、18,243人。

ちなみに、2009年版だと、2717人(いずれも回答数)。

読書率、一番好きな作家、最近買った本、好きなマンガ家、

などが主な質問項目で、調査は1947年から始まっています。

たとえば、冒頭に話した書籍読書率は、下記のとおりです。

無題


細かくて見にくいですけれども、縦軸が、書籍読書率(%)、横軸が年で、

グラフに投入している数字は、1949年~1976年、それと、2009年です。

(グラフが最後に跳ね上がっているのは、33年も間が空いているからです)

数字で言うと、たとえば、1949年の調査で、書籍を読みますか? との問いに、

大都市(東京23区・大阪市・横浜市・名古屋市・京都市・神戸市)の30.6%が、

小都市(それ以外の市)の28.1%が、町村(郡部)の11.0%が、はい、とこたえています。

それが、1968年になると、それぞれ、62.9%、53.9%、42.1%と上昇しています。

そして、2009年になると、大都市(23区と政令指定都市)の84%、小都市

(人口20万人未満の市)の76%、町村部の74%が、はい、私は書籍を読みます、

とこたえています。

うーん。

活字離れとはやっぱり嘘じゃなかろうか、と思ってしまいます。


そして、さらにおもしろいのが、1日にメディアに使う時間の平均です。

1952年の調査では、アンケートの回答者は、1日あたり、

書籍・雑誌に29分、新聞に36分、ラジオに1時間39分の時間を、

平均して使っています(計2時間44分)。

それが、1968年になると、書籍・雑誌に35分、新聞に32分、ラジオに35分、

テレビに2時間29分(!)に変わります(計4時間11分)。

そして、2009年では、書籍・雑誌に56分、新聞に38分、ラジオに48分、

テレビに3時間01分、インターネットに37分、という調査結果が出ています。

(なんと、平均で、計6時間!!)

まあ、働いている身としては、6時間という数字に実感は湧かないのですけれども、

性別や、年代別で詳しい数字を見てみると、そうかもしれないなあ、という感じも

してきます。


もちろん、これらの数字を鵜呑みにして、どうこうという話ではありません。

なんというか、謙虚に、柔軟に考えよう、と日々思っているのです。




2009.10.07(Wed)


googleブックの問題と衝撃(長いです)。

無題

今さらながらですが、googleブックについて。

試したことがある人にとっては、もう十分すぎるほどわかっていることだと思いますが、

これ、ほんとに、すごいです。

版元や、一消費者の観点を越えて、ただただ、驚いてしまいます。

たとえば、夏葉社と少し関係がある(名前だけですが)、

作家の「瀬沼夏葉」を検索すると、158件の書籍がヒットします。

つまり、「瀬沼夏葉」に言及している、158冊の書籍のタイトルと、

その掲載ページが、コンマ何秒でわかってしまうのです。

(そして、うち4冊のかなりの部分を、実際に読むことができます)

もちろん、すべての書籍をgoogleが網羅しているわけではないですけれども、

2009年1月5日以前に刊行されたすべての書籍がその対象となっているわけで、

そのカバーする範囲は、日々、広がっていくことになるでしょう。


消費者や学生にとって、こんなに便利なものはありません。

が、著者、版元にとっては、メリット、デメリットの双方があります。

メリットは、埋もれていた書籍に光があたること。

デメリットは、………… これは、下記のように長くなります。


そもそも、一連のgoogle訴訟は、アメリカではじまり、アメリカで

和解・合意したものです。

それがなぜ、日本で問題になり、なぜ日本でもまかり通っているのか。

軸になるのは3点です(3点もあるから、わかりにくいのです)。

① 「集団訴訟(クラス・アクション)」。

集団訴訟とは、薬害問題や、欠陥品保障など、当事者が多い場合に

用いられる訴訟方式で、その判決結果は、すべての利害関係者に対して、

効力をもちます。

googleブック訴訟の原告は、アメリカ作家協会とアメリカの主要出版社5社であり、

彼らは、日本ではなじみの薄い、「集団訴訟」という形で、googleと対峙しました。

② 「ベルヌ条約」。

世界各国は著作権を自国の法律によって保護していますが、国を越えて、たとえば、

日本では著作権が守られていても、他国では守られない、という事態を避けるために、

それぞれが、ベルヌ条約に加盟しています。

そして、信じられない話なのですが、①の「集団訴訟」での合意結果は、

②の「ベルヌ条約」加盟国の範囲に及ぶのです。

③ 「フェア・ユース」。

googleは、今回の訴訟以前より、一貫して、googleブックが「フェア・ユース」であると、

主張しています。

「フェア・ユース」とは、私の理解する限り、著作権法の引用の原理に基づいており、

つまり、「報道、批評、研究など」の正当な目的で、書籍を引用する場合は、

原作者に対して許可をとらなくてもいい、ということが前提になっています。

つまり、googleが無断で700万冊(!)もの書籍をスキャンし、すべてのユーザー

に対して、公開するのは、「報道、批評、研究など」に貢献するためなのだ、というわけです。

だから、googleは、問題が解決する以前から、独自の判断で、「googleブック」を始め、

それを今もなお、継続しているのです。


長くなりましたが、ここからが、本題です。

正直に言うと、googleブックのやっていることは、小社のような小さな出版社にとっては、

デメリットより、メリットのほうが大きいです。

販売チャンスは増えますし、ひとりで企画・編集をするうえで、こうしたツールの存在は、

時間とお金の節約になります。

けれど、本の未来を考えると、そうとう、怖いです。

1冊の本は、文字通りデータに解体され、情報の束になってしまいます。

必要なところだけ読み、必要なところ以外は知らない。

それは、読書ではありません。

読書のおもしろさは、そんなところにあるわけではありません。

1冊の本が創り出す、その全体像にこそ、本の価値があります。


こうした、語るのに難しい本の魅力は、googleブックなどの興隆によって、

ますます共有されなくっていくのだと思います。

本の面白さを知らない人は、本を買いません。

コピー&ペーストで終わりです。

それが危機以外のなんでありましょうか。




2009.10.01(Thu)


起業して1ヶ月。


経ちました。

あっという間です。

ビックリしてしまいます。

早く出版物のお知らせをしたいのですが、

もう少し時間がかかりそうです。

極秘裏に(誰に内緒というわけでもないのですが)、

二冊目の企画も進めています。

三冊目も少しだけ。

どうか、もう少々、お待ちください。


なお、余談ですが、本日から吉祥寺ロンロンの二階が改装に入りました。

ブックファーストさんの新刊棚を眺めるのが、日課だったのに。

少しさびしいです。




category
未分類 (117) 出版社、はじめました (21) 読書 (11) 

month
2016/11 (1) 2016/10 (1) 2016/09 (1) 2016/08 (1) 2016/06 (1) 2016/04 (1) 2016/03 (1) 2016/01 (1) 2015/12 (1) 2015/11 (1) 2015/10 (1) 2015/09 (1) 2015/08 (1) 2015/07 (1) 2015/06 (2) 2015/05 (1) 2015/04 (1) 2015/02 (1) 2015/01 (2) 2014/12 (1) 2014/10 (3) 2014/08 (2) 2014/07 (1) 2014/06 (1) 2014/05 (1) 2014/03 (1) 2014/02 (1) 2014/01 (1) 2013/12 (1) 2013/11 (1) 2013/10 (2) 2013/09 (1) 2013/08 (2) 2013/07 (3) 2013/06 (1) 2013/05 (1) 2013/04 (2) 2013/03 (3) 2013/02 (1) 2013/01 (2) 2012/12 (3) 2012/11 (1) 2012/10 (1) 2012/09 (1) 2012/08 (3) 2012/07 (2) 2012/06 (1) 2012/05 (1) 2012/04 (1) 2012/03 (1) 2012/01 (1) 2011/12 (1) 2011/11 (1) 2011/10 (3) 2011/09 (2) 2011/08 (1) 2011/07 (2) 2011/06 (3) 2011/05 (1) 2011/04 (1) 2011/03 (1) 2011/02 (1) 2011/01 (2) 2010/12 (1) 2010/11 (3) 2010/10 (3) 2010/09 (2) 2010/08 (1) 2010/07 (4) 2010/06 (6) 2010/05 (5) 2010/04 (1) 2010/03 (3) 2010/02 (2) 2010/01 (2) 2009/12 (3) 2009/11 (4) 2009/10 (5) 2009/09 (10) 2009/08 (6) 




/
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。