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2011.06.28(Tue)


『星を撒いた街』完成しました!



IMG_1359.jpg


いろいろと困難がありましたが、

ようやく、『星を撒いた街』が完成いたしました。


IMG_1358.jpg


背の部分が、橙色の布です。

昔の箱入り書籍ではよくあったのですが、

「継ぎ表紙」といいます。


IMG_1360.jpg


銀色の、キラキラ光る箔押しで、

タイトル、著者名、撰者名が入っております。


ちなみに、オビの「30年後も読み返したい」は、

自分が老いた時に、ちゃんと読み返せる本を

つくりたい、という、意味をこめています。


入魂の一冊です。

7月1日(金)、取次搬入です。

弊社の本を取り扱って下さっている書店さんで

お買い求めいただけます。

早いところで(都内)、当日、それ以外でも、

だいたい10日以内には、並ぶ予定です。

なにとぞよろしくお願いいたします。




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2011.06.13(Mon)


上林曉傑作小説集『星を撒いた街』



6月30日に新刊を刊行いたします。
(京都・善行堂さんと神戸・海文堂書店さんでは、
 6月25日に先行発売します)


上林曉傑作小説集『星を撒いた街』

価格:2200円+税/四六判上製/240頁

ISBN 978-4-904816-03-5 C0093

著者
上林曉 (かんばやしあかつき)
一九〇二年、高知県生まれ。本名、徳廣巖城(とくひろいわき)。
東京大学英文科卒。改造社の編集者を経て、作家の道に進む。
精神を病んだ妻との日々を描いた『明月記』(一九四二)、
『聖ヨハネ病院にて』(一九四六)、脳溢血によって半身不随となった
後に発表した『白い屋形舟』(一九六三)、『ブロンズの首』(一九七三)
など、長きにわたって優れた短編小説を書き続けた。八〇年没。

撰者
山本善行 (やまもとよしゆき)
一九五六年、大阪府生まれ。関西大学文学部卒。
古書店「善行堂」店主。関西の情報誌を中心に執筆活動を続ける。
著書に『古本泣き笑い日記』(青弓社・二〇〇二)、
『関西赤貧古本道』(新潮社・二〇〇四)、
『古本のことしか頭になかった』(大散歩通信社・二〇一〇)、
岡崎武志との共著に『新・文學入門』(工作舎・二〇〇八)がある。
書物雑誌「sumus」代表。


収録作は、収録作は、「花の精」、「和日庵」、「青春自画像」、

「病める魂」、「晩春日記」、「諷詠詩人」、「星を撒いた町」の7編。

あらゆる年代から選んだ、まさに上林のオールタイム・ベストです。

だいだい色の継ぎ表紙の、大変美しい本です。

全国の書店で予約・注文できます。


山本さんのお店、善行堂

西荻の古書店、盛林堂書房でも、

予約を受け付けております。

どうぞよろしくお願いいたします。




2011.06.13(Mon)


エッセイ①


今週末、創業以来お世話になっている、
吉祥寺書店員の買い「吉っ読」のイベントに参加します。
昨年、「吉っ読」のブックレットにて、文章を書いていたので、
転載いたします。


「吉っ読」の人たち

 仕事に飽きたら、本屋に行っている。リブロが一番近いので、リブロによく行く。
ルーエにも行く。ジュンク堂にも行く。ブックファーストにも行く。啓文堂にも行く。
紀伊國屋にも行く。百年にも行く。さんかくにも行く。もちろん、よみた屋にも、
バサラブックスにも、藤井書店にも、外口書店にも、古本センターにも、ブックオフにも、
全部行く。たいてい、買わないのである。事業を始めたばかりだから、お金がないのである。
背を眺めているだけで、満足している。なんだか人に会ったような、満ち足りた気分になるのだ。

 それも、立派な人である。僕が一方的に好意を持つ、そして、少ししゃべりかけづらいような、
立派な人である。人懐っこい本は、たいてい、危ない。それは人と同じである。出会ったその日に、
なんでも相談にのるよ、などという人間に限って、心がない。相談にのってくれたとしても、せいぜい、
半月である。

 本とは、おおよそ、そういうものだ。本を買い求めたならば、しかるべき敬意を持って、ゆっくりと、
注意深く、読まなければならない。本が自動的に何かを与えてくれるというのが、そもそもの間違いで、
社会の時間とは異なる、自分の時間で、ゆっくりと向きあうからこそ、本の豊かさが生まれるのだ。
どんなにいい本だって、あわてて読んだら、その価値はゼロである。本をあわてて読まきゃいけない
としたら、それは貧しい社会だということである。

 しかし、あんまりにもしゃべりかけにくい、いばった本もいやである。何をされたわけでもないのに、
ムカムカと腹が立ってくる。そこの加減が、とてもむずかしい。これは、なんというか、本をつくるときの、
小社の気構えのようなものでもある。

 書店を出ると、近くのマクドナルドで、シェイクなどを買って飲む。吉祥寺といえば、サトウのメンチカツ
なのだが、僕は胃が弱いので、ああいったものは、あまり食べられないのである。

 たまに、道端で、「島田さん」と、声をかけられることもある。声をかけてもらうと、とても嬉しい。自分が
吉祥寺の住人だと認められているように思えて、気味が悪いくらい、顔がにやけてしまう。にやけたまま、
長い間、しゃべっている。吉祥寺は人が多いので、通行人の邪魔になっている。

 僕は、吉祥寺という町が、とても好きである。たくさんの人が行き交うのに、どこか、のんびりとしている。
それは、本屋が多いことと、あながち無関係ではないだろう。 

 さらに言えば、「吉っ読」の人々が言うように、「吉祥寺という街全体を巨大な総合書店と見立て」ることも、
可能である。だとしたら、ここは、なんとすばらしい書店なんだろうと思う。

 ちなみに、僕は、ずっと、「吉っ読」のことを「きちっどく」と読んでいた。ずいぶん言いにくい名前だなあ、
と思っていた。これは、僕がひとりで仕事をしていたころの話である。

 小社はいわゆるひとり出版社であるが、「吉っ読」の人たちと出会って、今は、そんな気持ちがあまり
していないのである。




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