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2009.08.20(Thu)


『1968』はおもしろい。

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毎朝、毎晩、小熊英二の『1968』を読んでいます。

出勤前と、寝る前。

これが、やはり、とても、おもしろい。

学生運動は、私(1976年生まれ)などの世代からすれば、

なにがなんだかわからない代物でした。

わからないけれども無性に気になるゆえ、当時の日記や、

有名な遺稿集などを手にとって読んでみるのですが、

それでも、ぴんとこない。

左翼文法が邪魔をする。

なんでこんなに熱いんだ、

とむしろ訝る。

けれども、この書籍はその全体に迫っています。

小熊英二の著作がいつもおもしろいのは、彼が、

これまでにない角度や発見に肝を砕くのではなく、

常に、対象の全体を見渡そうとしているからだと思います。

あらゆる事象は相対化され、それに合わせて、

文章はますますニュートラルに冴えわたる。

おもしろいです。



現在、上巻の650ページまで読んだところ。

我々と実はそんなに変わらない当時の学生の心境に、

毎日、心を動かされています。




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